The effects of colour and the power of nature

家を建てる上で色が重要な役割を果たしていることはさして驚くようなことではありません。
Altroの床材では、居住者のニーズに応じて、特定の雰囲気を作り出したり、刺激的なものにしたり、落ち着かせたりするために効果的です。
また、私たちは選択肢を幅広く提供しております。
居住者が「自分自身のインテリアを選択したい」という際も、最適なものをピックアップできるはずです。

色の使用に関する厳格なルールはありません。
もしあるとすれば、特定の居住者のニーズと好みを考慮することです。
以下に私たちの培った知識を共有できればと思います:

  • 私たちの体は私たちの周りの自然環境と繋がっています。つまり、人間は自然に対して愛着を持っているのです。これを「バイオフィリア」と呼んでいます。
    私たちは自然と結びついた色に共鳴する可能性が高く、これが心理的な回復に役立つ可能性があるのです。
  • 明るい色は子供たちへの働きかけに効果的で、刺激的で楽しい部屋を作りますが、自閉症の人にとっては、オレンジ、赤、黄色は過度に刺激的といえ、心拍数の増加とかんしゃくを引き起こす可能性があります。
    ただし、赤は居住者のケアにおいて重要な、食欲を刺激する効果もあります。
    居住者のニーズとのバランスをとり、しっかりと調和させていくことが重要といえるでしょう。学習エリア、または、Treatment and Education of Autistic and Related Communication Handicapped Children(自閉症および関連コミュニケーション障害児、TEACCH)の治療と教育のための部屋は基本的にグレーにすることを推奨しています。
    他の部屋が明るい色になりがちなので、そこと学習エリアをしっかりと分けて、お互いに干渉させないためです。
  • 老眼の方の目のレンズの色は概して黄色くなるのですが、これにより光のスペクトラムでいう青色がまず最初に失われていきます。このことから、高齢者のいるケアホームの多くは、自然な色合い、またはスペクトルの黄色/赤色の色合いを多く使うことが好まれます。